皆さん、前回(11/15)の講義はいかがでしたか。ちょっと内容的に難しかったかもしれませんが、“良薬口に苦し”というように滋養になるものと確信しております。
 
 <お金の大学>ブログを掲載している方々の中には、AFPやCFPの試験を受験する方が結構いらっしゃいますよね。

 今回の「キャッシュフロー教室」ブログでは、法人(会社)の財務諸表(決算書)についても説明していきますので、FP試験の「タックス・プランニング」を受験する方は必見ですよ、ハイ!


 それでは、これから2回目の講義を始めます。

①損益計算・・・収益から費用を除いて利益を計算することをいいます。

 収益は、原則として発生主義を適用した「未収収益」や「前受収益」が考慮されます。

 費用も、原則として発生主義を適用した「未払費用」や「前払費用」が考慮されます。

②収支計算・・・収入から支出を除いて収支差額を計算することをいいます。

 この場合、「現金収入」や「現金支出」が一番狭い資金の範囲です。
 この資金には、他にいろいろと種類があります。

 ここで、前回の決算書について、もう一度触れます。

 貸借対照表は、既に詳しく説明しましたが、簡単に復習してみましょう。

 貸借対照表(B/S)は、バランスシート(Balance Sheet)とともいい、(借方)に資産、(貸方)に負債、純資産(資本)が記載される書類です。これは、一定時点の財政状態を示します。

 それでは、今回は損益計算書について、掘り下げてみましょう。

 損益計算書(P/L)は、Profit and Loss statement、すなわち収益と費用を対比させ利益を表示する書類です。これは一定期間の経営成績を示します。

 損益計算書には、勘定式と報告式があり、実務上は、各区分の利益が表示される報告式が主に用いられています。
 
 報告式による損益計算書のひな型、は次のとおりです。
 
           損益計算書
(自平成××年×月×日 至平成××年×月×日)
Ⅰ売上高              ×××
Ⅱ売上原価            ×××
      売上総利益      ×××
Ⅲ販売費及び一般管理費   ×××
        営業利益      ×××
Ⅳ営業外収益           ×××
Ⅴ営業外費用           ×××
       経常利益       ×××
Ⅵ特別利益            ×××
Ⅶ特別損失            ×××
  税引前当期純利益      ×××
法人税・住民税及び事業税   ×××
      当期純利益      ×××


 上記の損益計算書上の各利益について、簡単に説明します。

(ア)売上総利益・・・商品販売等で獲得された粗利益

(イ)営業利益・・・主たる事業により獲得された利益(商売上のもうけ)

(ウ)経常利益・・・営業利益に営業外損益を加減した利益(ケイツネ)

(エ)税引前当期純利益・・・法人税等を負担する前の純利益

(オ)当期純利益・・・法人税等を負担した後の純利益(株主に還元される基となる利益)

 今日は、ちょっと長くなりましたが、この辺で講義を終わります。 See you again.




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