先日(10/26)、第57回日本シリーズは、日本ハムファイターズ(日本ハム4勝、中日1勝)が44年ぶり2度目の日本一となりました。
 なんでも翌日から大丸札幌店では、ヒルマン監督の背番号と同じ88円で「昼饅」まんじゅうを昼間だけ販売しているそうです。
 それにしても今年の日ハム優勝の立役者は、何と言っても新庄剛志外野手(34)、その人でしょう。

 新庄選手(以下、「選手」を取ります)は、シーズン早々現役引退を表明し、彼自身これほどのスター性があると思っていたかは定かでありませんが、最高のシナリオで野球人生の幕を引いたことは間違いありません。
 
 新庄の優勝インタビューで「(強運)持ってるわ、オレ、ほんと。この漫画みたいなストーリー、出来すぎって思いません?今後、身体に気をつけたいと思います」と無邪気に語る姿は微笑ましかったです。

 新庄の人となりを知るエピソードは、タイガースに入団当時、初給料で7,500円で買ったグラブを17年間もずっと使い続けたことです。新庄って、本当に律儀な人だと思いませんか?
 その思い出のグラブを前に、「グラブが『もうプレーできない。もう限界』と言っている」と話し、自分自身の体力の限界とオーバーラップさせているのも印象的ですよねえ。

 26日の最終戦、7回くらいから涙でボールが見えなかった新庄が、8回現役最後の打席は、渾身のフルスイングで三振。通算打率は2割5分4厘です。
 新庄は監督より先に胴上げされているときも、常にスタンドの観客を観ていました。
「毎日感謝の気持ちしかないですね」という言葉が非常にナチュラルに響きました。

 新庄は、“記録よりも記憶に残る選手”とは誰もが認めることでしょう。
 新庄の一番の思い出は、1997年のタイガースの時、オールスターの成績は振るわなかったけど、ファン投票は1位だったことだそうです。
 
 一昨年ファイターズが新庄に一番最初に声をかけたことが、彼が札幌に行くきっかけとなったのも新庄らしいところじゃないでしょうか。

 新庄は、宇宙人どころか真に人間らしい「人」だと感じました。




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