ここ数日の世界の株式市場の下げは凄いものがありますね。チャートを見ると、上げるときはゆっくり、下げるときはあっというまということがわかります。まだしばらくは混乱状態が続くような気がします。そんな中、ここ数日私あてにも「このまま投資続けていいのか、やめるべきか」というご相談を多く頂いております。そこでご質問を多くいただいたケースごとに簡単に私の考えをまとめます。何かの参考になりましたら幸いです。

株式投信、債券投信等の積立をしている方(401Kプランで積立てている人含む)

そもそも
株価は長期で見れば右肩上がりになるはずだ
ドルコスト平均法は「株価が下がったところで多く積立ができる」ので優れている
と考えて、積立を始めたはずですよね。そうなのであれば、引き続き淡々と積立を継続しましょう。むしろこの下落はラッキーと捉えて臨時で積み増しをするのもいいのではないでしょうか?

ただし、上記2つの前提が本当に正しいのか、はもう一度考えてもいいでしょう(考えても答えはでる問題ではありませんが)。なお投資するのはあくまでコストの安い「インデックス投信」が前提です。

株式投信、債券投信等へお金のつぎ込みはもう終わり、運用だけしている方

これだけ下がるともう逃げたいと思う方も多いかと思います。こういうときこそ、冷静に客観的に判断しましょう。頭をいったんクリアして、今もし全ての資産が現金だったと仮定した場合、新たに投資をしたいか、それとも今は投資をしたくないかで考えるとよいと思います。

個人的な感覚では少なくとも「今売る」というのはもったいないような気がします(「どうせ売るならもっと前でしょ」という意味でも)。


◆海外のヘッジファンドなどのいわゆるオルタナティブ投資をしている方、検討している方

外貨建てのヘッジファンドのパフォーマンスを円ベースで見ると悲惨なことになっていると思いますが、現地通貨ベースで見ると利益が出ているファンド、マイナスのリターンでもマイナス幅は小さいものも多いはずで、そのまま継続すればいいと思います。

そもそもヘッジファンドはこういう下落局面でこそ利益を出し、ポートフォリオ全体の利回りを安定させてくれる、という目的で投資をしている方が多いはずです。ですのでこういった時期に下落の激しいファンドはポートフォリオに組み込む効果があまりないようにも思いますので、入れ替えを検討してもいいかもしれません。

個人的には、この局面なら無理にヘッジファンドに新たに投資するよりは株式投信を仕込む時期かなと思います。




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