08/11: ファイナンシャルプランナーS税理士の1週間(月曜日)
月曜日 早起きは3文の得?
S税理士はCFP®でもあるので、いわゆる士業系FPです。
“早起きは三文の得”と言われるように、江戸時代?あたりから商人の間では商売繁盛の極意とされてきたのでしょう。
S税理士も、そんなにお歳でもないのに、“コケコッコー”と同時にパチッ!と目が覚めるお人です。きっと酉年のせいでしょう。
でもS税理士は、そんな朝早く起きて一体何をしているんでしょうかね。この前ちょっと聞いてみたんですよ。
「高校の頃はねえ~4時起きして、まだ暗いうちにジョギングしていたんだけど、さすが30年以上も経つと、それは無理。ヘタに走ったりするとショック死なんてことも・・・(そんなの関係ねえ、というギャグが聞こえてきそう)。
最近(と言っても通販では、だいぶ前から)流行ったビリーズ・ブートキャンプを毎朝30分位やっているよ!」
な~るほど、そうやって身体を鍛えていたんですね。でもその割に、まだお腹が・・・・
「あ・・・そうそうブートキャンプは、まだ始めて3ヵ月だからね。これからだよ、チョコレートみたいになるのは。チョコはチョコでも“板チョコ”のような腹筋には程遠く、まずは“チョコボール”からの脱却を目指すのさ」
随分と弁解めいていましたね。
それはさておき、S税理士、今朝は、はりきって東京の八重洲に午前7時半に着くようにと、朝食抜きで出かけて行きました。
今日は『突然朝食会』の日です。
これはA証券が主催している「異業種交流会」で、主に財界で活躍されている有名講師の話をブレックファーストを取りながら拝聴するセミナーで、その後は「名刺交換会」に移行するというものです。
今までも元経団連事務総長やK化粧品CEOといった、スゴイ顔ぶれの方々が講師をされていました。
実はS税理士もキャッシュフロー関連のテーマで、以前その講師を務めた事があります。
それに彼はICGというコンサルタンツグループにも所属していて、『突然朝食会』のレポートを配信しているんですよ。
あの食いしん坊(失礼!)のS税理士が食事もそこそこ真剣にペンを走らせているなんて、ちょっと想像できませんが・・・・。
「いや~自慢じゃないけどね、K化粧品の産業再生レポートは、データがしっかりしているので自分でもうっとりするくらいの出来栄えだったよ。その後思わずP社の○レジデントの特集記事と見比べてもいい勝負していた。たぶんデータベースが同じだから誰が書いても同じだって?・・・そんな悲しいこと言わんといて、十分自己満足してるんだから」
でもS税理士、こんなに朝から飛ばして大丈夫なんでしょうか。
特に彼のお気に入りレポートは、A証券のH会長(公認会計士)が主催者として自ら語っていただいた『証券業界を斬る「突然朝食会」』です。
本日「第25回突然朝食会」がSand hill in八重洲事務所で開催された。今回は、いつも座長を務めておられるA証券のH会長が『投資と投機-タイミングの先見性-』というテーマで講演された。まさに証券業界を斬る語り部としての面目躍如だ。
H氏から意外な言葉が発せられた。「室内の電気を消して、机の上のものをすべて片付けてから私の話を聞いてください。それからメモは一切取らないで、もちろんテープレコーダーの録音もNGです。なるべく原始的な気持ちになってください」
そして静かに次のように語られた。「すべての事を忘れ去った後には教養が残るだけである」。この言葉はH氏にとって大事な方からの教えで、何度も何度も聞かされたため脳裏に焼き付いているそうだ。我々にもこの言葉がリフレインされてきた。
私もICGレポーターの役目で、出来るだけ東京で開催される「突然朝食会」に出席し、レポートを書かせていただいている。この間一週間空けても手元のメモを見れば、何とか講義内容を復元できるが、今回は記憶だけが頼りなので、今日中に書き上げなければ、皆様にその内容をお伝えする自信がない。そこで今朝聴いた内容を思いつくまま書き記せば、おおむね次のとおりである(多少ニュアンスが違っていてもご容赦願いたい)。
H氏は、理数系出身の公認会計士で、経営コンサルタントでもあり、A証券株式会社を1997年に設立されるという変わり種(失礼!)である。普通の証券会社とは違った証券会社を立ち上げたいという気概がH氏にはあった。“きれいなお金で新興企業(起業家)とエンゼル(投資家)の支援をしたい”まさに「ベンチャー・キャピタル」の存在意義がそこにある。
H氏自身も、かつては上場株式等の売買に一喜一憂するといった一般投資家でもあったのだが、一念発起して2005年の暮れに所有株式のすべてを売却してしまった。あの当時は“株を枕に年越しをして、2006年以降の株式市場の動向を見て、上昇時に売却するという戦略” が大方の予想であった。しかし現実は「ライ○ドアのH江元社長の逮捕」や「M上ファンドの崩壊」などが原因で半年という短期間に株価が下落するといった、投資家たちの出鼻をくじく結果となったのである。
H氏は、株式市場について流通市場と発行市場に大別して、今日のテーマについて投資家のための流通市場にしぼって話をするという方向付けをされた。
「投資」と「投機」とは違う。われわれ一般投資家は「投資」を長期的に、「投機」を短期的にとらえ、前者は企業支援という良いイメージ、後者をバクチという悪いイメージとしてとらえがちである。しかしH氏は、はっきりと「投機」はバクチではないと断言した。「投機」とは「投資する機会」のことで、まさに投資のタイミングをはかって資金運用すること(投資された企業にとっては資金援助)としてとらえている。
ただ「デイ・トレーダー」のように毎日パソコンの画面にかじりついて分秒単位で株価トレンドやチャートを追いかける「数字の亡者」と化すことを戒めておられる。老後のボケ防止のため“頭の体操”と称して、うっかり「素人デイ・トレーダー」に変身してしまうと、健康になるどころか心臓が悪くなるという笑えないオチがつく。
H氏は、株式の流通市場において、ベンチャー企業に対しても上場企業等に対しても、投資家は同じスタンスで接するべきだと諭している。すなわち、前者は直接その企業に経営資源(人、物、金)を投じて支援し、後者に対してはその企業の株価は企業価値に比べてはるかに下落した場合、他の投資家たちが見向きもしないときに投資することが資金援助になるということを我々に気付かせてくれた。「企業価値の創造」こそが一般投資家の投資タイミングに直結することが良く分かった。
信用取引についてもH氏はなるべく避けた方がよいとおっしゃった。仮に損したとしても、“得したときは3倍の得、損したときも3倍の損”と割り切るべきだ。ところが一般投資家は、損したときだけ奈落の底に突き落とされたように思うが、これは間違いである。
最後にH氏はこう締めくくられた。「本当に絶妙なタイミングで上場株を売買されて儲かっているのは、ゆったりした気持ちで畑を耕す農家の方などですよ」
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S税理士はCFP®でもあるので、いわゆる士業系FPです。
“早起きは三文の得”と言われるように、江戸時代?あたりから商人の間では商売繁盛の極意とされてきたのでしょう。
S税理士も、そんなにお歳でもないのに、“コケコッコー”と同時にパチッ!と目が覚めるお人です。きっと酉年のせいでしょう。
でもS税理士は、そんな朝早く起きて一体何をしているんでしょうかね。この前ちょっと聞いてみたんですよ。
「高校の頃はねえ~4時起きして、まだ暗いうちにジョギングしていたんだけど、さすが30年以上も経つと、それは無理。ヘタに走ったりするとショック死なんてことも・・・(そんなの関係ねえ、というギャグが聞こえてきそう)。
最近(と言っても通販では、だいぶ前から)流行ったビリーズ・ブートキャンプを毎朝30分位やっているよ!」
な~るほど、そうやって身体を鍛えていたんですね。でもその割に、まだお腹が・・・・
「あ・・・そうそうブートキャンプは、まだ始めて3ヵ月だからね。これからだよ、チョコレートみたいになるのは。チョコはチョコでも“板チョコ”のような腹筋には程遠く、まずは“チョコボール”からの脱却を目指すのさ」
随分と弁解めいていましたね。
それはさておき、S税理士、今朝は、はりきって東京の八重洲に午前7時半に着くようにと、朝食抜きで出かけて行きました。
今日は『突然朝食会』の日です。
これはA証券が主催している「異業種交流会」で、主に財界で活躍されている有名講師の話をブレックファーストを取りながら拝聴するセミナーで、その後は「名刺交換会」に移行するというものです。
今までも元経団連事務総長やK化粧品CEOといった、スゴイ顔ぶれの方々が講師をされていました。
実はS税理士もキャッシュフロー関連のテーマで、以前その講師を務めた事があります。
それに彼はICGというコンサルタンツグループにも所属していて、『突然朝食会』のレポートを配信しているんですよ。
あの食いしん坊(失礼!)のS税理士が食事もそこそこ真剣にペンを走らせているなんて、ちょっと想像できませんが・・・・。
「いや~自慢じゃないけどね、K化粧品の産業再生レポートは、データがしっかりしているので自分でもうっとりするくらいの出来栄えだったよ。その後思わずP社の○レジデントの特集記事と見比べてもいい勝負していた。たぶんデータベースが同じだから誰が書いても同じだって?・・・そんな悲しいこと言わんといて、十分自己満足してるんだから」
でもS税理士、こんなに朝から飛ばして大丈夫なんでしょうか。
特に彼のお気に入りレポートは、A証券のH会長(公認会計士)が主催者として自ら語っていただいた『証券業界を斬る「突然朝食会」』です。
本日「第25回突然朝食会」がSand hill in八重洲事務所で開催された。今回は、いつも座長を務めておられるA証券のH会長が『投資と投機-タイミングの先見性-』というテーマで講演された。まさに証券業界を斬る語り部としての面目躍如だ。
H氏から意外な言葉が発せられた。「室内の電気を消して、机の上のものをすべて片付けてから私の話を聞いてください。それからメモは一切取らないで、もちろんテープレコーダーの録音もNGです。なるべく原始的な気持ちになってください」
そして静かに次のように語られた。「すべての事を忘れ去った後には教養が残るだけである」。この言葉はH氏にとって大事な方からの教えで、何度も何度も聞かされたため脳裏に焼き付いているそうだ。我々にもこの言葉がリフレインされてきた。
私もICGレポーターの役目で、出来るだけ東京で開催される「突然朝食会」に出席し、レポートを書かせていただいている。この間一週間空けても手元のメモを見れば、何とか講義内容を復元できるが、今回は記憶だけが頼りなので、今日中に書き上げなければ、皆様にその内容をお伝えする自信がない。そこで今朝聴いた内容を思いつくまま書き記せば、おおむね次のとおりである(多少ニュアンスが違っていてもご容赦願いたい)。
H氏は、理数系出身の公認会計士で、経営コンサルタントでもあり、A証券株式会社を1997年に設立されるという変わり種(失礼!)である。普通の証券会社とは違った証券会社を立ち上げたいという気概がH氏にはあった。“きれいなお金で新興企業(起業家)とエンゼル(投資家)の支援をしたい”まさに「ベンチャー・キャピタル」の存在意義がそこにある。
H氏自身も、かつては上場株式等の売買に一喜一憂するといった一般投資家でもあったのだが、一念発起して2005年の暮れに所有株式のすべてを売却してしまった。あの当時は“株を枕に年越しをして、2006年以降の株式市場の動向を見て、上昇時に売却するという戦略” が大方の予想であった。しかし現実は「ライ○ドアのH江元社長の逮捕」や「M上ファンドの崩壊」などが原因で半年という短期間に株価が下落するといった、投資家たちの出鼻をくじく結果となったのである。
H氏は、株式市場について流通市場と発行市場に大別して、今日のテーマについて投資家のための流通市場にしぼって話をするという方向付けをされた。
「投資」と「投機」とは違う。われわれ一般投資家は「投資」を長期的に、「投機」を短期的にとらえ、前者は企業支援という良いイメージ、後者をバクチという悪いイメージとしてとらえがちである。しかしH氏は、はっきりと「投機」はバクチではないと断言した。「投機」とは「投資する機会」のことで、まさに投資のタイミングをはかって資金運用すること(投資された企業にとっては資金援助)としてとらえている。
ただ「デイ・トレーダー」のように毎日パソコンの画面にかじりついて分秒単位で株価トレンドやチャートを追いかける「数字の亡者」と化すことを戒めておられる。老後のボケ防止のため“頭の体操”と称して、うっかり「素人デイ・トレーダー」に変身してしまうと、健康になるどころか心臓が悪くなるという笑えないオチがつく。
H氏は、株式の流通市場において、ベンチャー企業に対しても上場企業等に対しても、投資家は同じスタンスで接するべきだと諭している。すなわち、前者は直接その企業に経営資源(人、物、金)を投じて支援し、後者に対してはその企業の株価は企業価値に比べてはるかに下落した場合、他の投資家たちが見向きもしないときに投資することが資金援助になるということを我々に気付かせてくれた。「企業価値の創造」こそが一般投資家の投資タイミングに直結することが良く分かった。
信用取引についてもH氏はなるべく避けた方がよいとおっしゃった。仮に損したとしても、“得したときは3倍の得、損したときも3倍の損”と割り切るべきだ。ところが一般投資家は、損したときだけ奈落の底に突き落とされたように思うが、これは間違いである。
最後にH氏はこう締めくくられた。「本当に絶妙なタイミングで上場株を売買されて儲かっているのは、ゆったりした気持ちで畑を耕す農家の方などですよ」
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この記事の評価:★★ 評価する


弟子さんのコメント:
>覚めるお人です
>きっと酉年のせいでしょう
失礼・・・ずっと「年のせい」だと思っていました
>ビリーズ・ブートキャンプを毎朝30分
>位やっているよ!」
おおおお
この間ふと思ったのですが、S税理士ほど、毎日を楽しんで生きていらっしゃる方も珍しいな~って思います。
とてもエネルギッシュなのも感動です。
暑い日々が続きますが、御身体に気をつけてくださいね。