「年金の記録漏れ」問題が明らかになってちょうど約1年。

いまだに誰のものか分からない宙に浮いた年金記録が約2000万件。

一生懸命納めてきた年金の記録が消えている、この被害に誰もがあってもおかしくありません。


宙に浮いた納付記録を年齢層別で見た結果、昨年の時点で55歳から59歳の層、まさにこれから定年を迎え、年金の受給を控えた方々が最も多いのです。

それなのに50歳以上で自分の年金記録を確認した人は半数以下というデータが!

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008050500136&rel=y&g=pol (50歳以上アンケート・民間調査)

自分は大丈夫だろう、なんて思わずに、まず疑いの目を持つことが大切かもしれません。

「年金の記録漏れ」を自分で防ぐために確認をするには、今年中に社会保険庁から送られてくる「ねんきん特別便」はそのチャンスです。

すでに届いた方も多いはず。


特に「水色の封筒」の特別便が来た方は要注意です。

『私にも来たけど年金加入者全員に来ていると思って、「訂正なし」とハガキを出したわ』なんて人が・・・。

今年の3月までに発送された水色の封筒の特別便は記録漏れのある可能性が高い人を対象に送られたものです。

うけとった方は必ず社会保険事務所に行ってみてください。


4月以降は「緑色の封筒」で、年金の受給者、現役の加入者の順に送られていきます。

そしてこれらの人の記録も、宙に浮いた年金記録に入っていると見られています。


記録の漏れや間違いに気付かなければ、もらえるはずの年金をもらい損ねて一生の損・・・。

しっかりチェックしましょう。


ところが、せっかく送られてきた「ねんきん特別便」も、本人の手には行かずに戻ってきている件数が相当あるようです。


「ねんきん特別便」が届かない原因は、社会保険庁に登録されている住所が変わっていたり、結婚などで苗字が変わるなどして変更届が出されていない場合です。

一番確実な確認法は、やはり自分から社会保険事務所へ出向いて確認することのようです。


ただ社会保険事務所に行くだけでは、よくわからないまま相談員の説明を受け、なんとなく安心して帰ってくる、なんて方も多いようです。

それでは行った意味もなく、もらえるはずの年金は消えてしまうかもしれません。


まずは、過去の職歴をすべて表に書き出した「年金用の履歴書」を自分で作成して社会保険事務所に行くことをお勧めします。

漠然とたずねるより、自分の記録と出された記録を突き合わせる、という積極的な姿勢が大事です。


すでに年金の受取りをされている方も、本来もらえる金額よりも低い年金をもらい続けている方が大勢いるはずです。

もう一度記憶を掘り起こして、ぜひ確認に行っていただきたいです。



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