仕事でミスして上司やお客様から怒られたときは相当凹みます。

 もちろんミスしたことは素直に誠意をもって謝罪し、その修復対処を迅速に行い、再びミスを犯さないように細心の注意を払うことは当然です。

 しかし、その後の精神的後遺症とでも申しましょうか、とにかく不安でいっぱいになり心臓がドキドキする、もの言えぬ恐怖心で身体に力が入らず、どうしても縮こまってしまいます。

 ふとんがあったら顔を埋めて一日中寝ころんでいたい、と思うようなときがありますよね。

 この期間はいつもため息ばかりつき、みじめな自分自身に嫌気がさし無気力になります。

 でもそれでは何ら問題が解決されず、一見楽をしているようでも、実は余計に心身共に疲れてしまうのです。

 そういうときは、まず現実を受け入れましょう。

 過度な期待や執着は、かえって自分自身を追い込み、さらに落ち込んでしまいます。だからあせるのです。

「もし、これがうまくいかなかったら」とか、「あのことが原因で自分は窮地に追いやられたんだ」などと、いつまでもくよくよ考えていると、ますます憂鬱状態になってしまいます。

 今までがむしゃらに走ってきた人なら、なおさら一時立ち止まってみるといいでしょう(できれば無の境地で)。

 相当落ち込んでいるときは誰でも、何もやる気が起きないと思います。

 そんなときは、とにかく好きなこと、楽しいことを考えて、ゆっくり時間を過ごしましょう(決してあせらずに)。

 例えば、じっくり読書に勤しみ英知を養うことが意外にスランプ時に多いのは偶然ではありません。

 私だったら好きな映画・ドラマを観る、好きな音楽を聴く、温泉など旅行に行く、気の合う人たちとおしゃべりをする、おいしいものを食べる・・・etc。

 そして英気を養ったら、再びがんばるぞ!と闘志を燃やす、このパターンが一番多い気がします。

 落ち込んでスランプになるのは何もミスをしたときだけでなく、怠け心から仕事が億劫になっているときもあります。

 前にも書きましたが、気分がリフレッシュされ少しでもやる気、元気がでてきたら即積み残していた仕事の一部を片付けてしまうのです。

 最初は気が重くても次第にリズムを取り戻し、仕事がはかどることを実感します。

 目に見えて少しずつ山積みされていたレンガ(未処理の仕事)が減っていくと、今までの“あせり”“不安”“恐怖”が消えていきます。

 そういう繰り返しが、自ずと“私のスランプ脱出法”になっているのかもしれません。


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