第66代横綱若乃花が引退してから日本の相撲界には、久しく“日本人横綱”がいません。

 ちなみに第67代横綱武蔵丸(ハワイ出身)が引退して以来、第68代横綱の朝青龍(モンゴル出身)だけという“一人横綱”時代がしばらく続きました。

 そして先日第69代横綱白鵬が誕生しましたが、彼もまたモンゴル人力士です。

 相撲の起源は360年頃といわれ、特に江戸時代から盛んになり、今日まで続いている伝統的な国技ですから、一日でも早く“日本人横綱”の復活(ゆめゆめ人種差別なんて発想はありません)を願っております。

 日本の“お家芸”といえば柔道も忘れてはななりませんが、今やオリンピックなどの国際競技として各国強豪選手の登場で“柔道日本”の座もおびやかされています。

 日本は古来より“武士道”において“心技体”が尊ばれてきました。ですから、この“心技体”が相撲道や柔道にも“三位一体”として根底に流れているのだと思います。

 そんな折、朝青龍は今年の夏巡業を仮病?でボイコットし、高砂親方に無断でモンゴルに帰国し、中田英寿氏たちとサッカーの親善試合をしていたのですから、日本相撲協会の逆鱗に触れたのもうなづけます。

 朝青龍は、身長184cm、体重146kgという“体”で、生まれ持っての運動神経の良さと厳しい稽古のおかげで、土俵上では機敏な動きと多彩な“技”を繰り出し、“平成の大横綱”とも呼ばれるまでになりました。

 しかし、最も大事な“心”の教育が高砂親方からちゃんとなされていたのでしょうか。朝青龍は、先代の高砂親方の葬儀に無断欠席するなど礼節に欠ける行動も目立ちます。

 確かに朝青龍は今までよく“一人横綱”として角界を引っ張ってきてくれました。

 だからといって今回の地方巡業を“ずる休み”していい事にはなりません。

 朝青龍は、まず自らの非を認め関係者各位に謝罪し、本人の口からきちんと釈明(言い訳でなく)をし、然るべき処分(報道では2場所連続出場停止などで約5千万円の損失見込み)を受けた後に、へこたれず再帰してもらいたいのです。

 もちろん土俵に復帰するためには、稽古に励み体力を付け技を磨いておかなければなりません。

 そして今まで以上に精進(特に心)して、品格ある大横綱として相撲道に邁進してもらいたいと思います。



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