01/04: 「業界初」という言葉について思うこと
保険のパンフレットなどを読んでいるとよく「業界初」という言葉が出てきます。この「業界初」、よいことなのでしょうか?
私はそうは思いません。「業界初」というのはいずれ後追いしてきたものに追いつかれ、追い抜かれる宿命を背負います。「業界初」のものをお手本に、足りないところを足し、余計なものを削る。お手本が既にある状態でスタートできるのですから、現実的には2番手、3番手に出てきたものの方がより良いものを出してくる可能性が高いと言えるでしょう。
業界初がそのまま業界唯一となっている場合の多くは、その業界初の要素が対顧客満足度を高めるのに重要な要素ではなく、誰も真似する必要がないからそうなっていると言っていいのではないでしょうか。(もちろん、特許やその他理由で他が真似することができない場合もあるでしょう。その場合は「よいもの」だと思います。)
商品開発部門の人にとっては「世にないものを開発したい」という欲求が仕事をする上でのモチベーションの大きな部分を占めます。ですから「業界初」には大してメリットはないとしても、世の中に「業界初」がどんどん出てくる流れは止まらないと思います。もちろん、そういった人たちの創造力、感性、努力があって我々はより便利な暮らしを享受できているわけで感謝はしなくてはならないと思いますが、でも現実問題としては冷静に「じゃあ今はどうななの?」と問いかけることが大切だと思います。
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私はそうは思いません。「業界初」というのはいずれ後追いしてきたものに追いつかれ、追い抜かれる宿命を背負います。「業界初」のものをお手本に、足りないところを足し、余計なものを削る。お手本が既にある状態でスタートできるのですから、現実的には2番手、3番手に出てきたものの方がより良いものを出してくる可能性が高いと言えるでしょう。
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