5月2日の日経「経済教室:マンション老朽化問題の解決法 不動産投資信託の活用で」の中に、J-REITが賃貸マンションの取得を活発化させているとの記述があります。J-Reitが取得することを前提にデベロッパーが賃貸マンションの開発を行うということもやっているようです。

J-REITが求めるものは利回りですから建物の新しい・古いというのはあまり関係がありません。筆者の米山氏によると今後は、老朽化した分譲マンションを全ての区分所有者からファンドが買い取ってリノベーションし、それを賃貸に出すというかたちも増えていくのではないかと述べています(もちろん立地等よい条件を満たす物件に限って、と筆者も条件をつけています)。


私自身はライフステージに応じて賃貸住宅を自由に住み替えたい「賃貸派」なのですが、FPとして色々な方のライフプランを考えるお手伝いをしていて、マンション(や戸建)を買いたい「購入派」の割合は多いように感じます。賃貸と比べてのメリット・デメリットを比較し、何らかの根拠・理由を持ってそう考えているのであればいいと思うのですが、「なんとなくマンションを買うのは当たり前」というだけの人も多いように感じており、若干不安を感じるときもあります。

REITによる賃貸マンション取得の流れが今後もっと大きくなっていけば、優良な賃貸物件も多くなっていくことでしょうし、賃貸物件が増えていけば家賃相場も少しは安くなってくれるようにも思います。購入を前提にライフプランを考えている方も、本当に購入がいいのか再点検してみてもいいかもしれません。またそのための情報収集の一環として我々FPをうまく活用していただければと思います。


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