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2007-05 の記事一覧
シンガポールの日本人資産コンサルタントが書いた内容ですが、海外から見た日本の財政について書いています。
皆さんはこの内容を見てどの様に考えますか?

私自身の考えもこの方に近いのですが、一つの考え方・意見として自分の将来を考えるヒントにしてみてください。


◆財政問題はキャシュ・フローの問題

プライマリー・バランスが達成されても、その後に財政が破綻するという根拠をもう少し詳しく説明しましょう。

まず、日本国の借金のGDP比を、他国と比較したグラフ1を参照ください。
日本の政府債務残高はGDPの170%と、飛びぬけていることが読み取れます。 

もう一つこのグラフで気付くべきポイントは、線の角度です。 政府債務のGDP比が日本の次に大きいイタリアは119%となっていますが、近年は増えていません。  一方、日本の借金は急角度で増えています。

政府債券を買っている資金は、安定的なインカム・ゲインを求める資金ですので、大部分は償還されても借り換えのための新規国債の消化に廻ります。 しかし借金の絶対額が増える場合は、新しい消化原資が必要となるため、線の角度が立っていると財政が行き詰る可能性が一気に高くなるのです。



財政問題とは、国の資金繰りの問題です。 借金というものは、個人の借金でも、会社の借金でも、お金を貸してくれる人がいる限りいくらでも借金を増やすことができ、破産することはありません。 

国の借金も同じことで、仮に国債残高がGDPの300%にまで膨れ上がっても、発行される国債を買ってくれる人がいれば、破綻しません。

つまり、財政破綻リスクは、借金の額の問題ではなく、キャッシュ・フローの問題なのです。

グラフ2は、個人の金融資産の純増額(預金と保険の金融資産の純増)と、国債発行額を比較したグラフです。 そして、このグラフが、日本の財政問題の本質を理解する上で最も重要なグラフです。



日本の国公債は、海外投資家も、日本の民間企業もほとんど買いません。 国民の預けた預貯金や保険積み立て金が、郵便局や銀行や保険会社の運用資金として間接的に国公債を消化してきたのです。 

日本では、この国公債消化のための資金供給システムが完璧に機能していたため、グラフの青い線がオレンジの線より上にある限りは、どれだけ国債が発行されようが間違いなく消化できるという状況が生まれていました。

つまり、この資金供給システムが政治家の“日本国の散漫経営”を許してきた温床だったのです。(注:厳密には、地方債の発行額から国との重複分を除いた金額分だけオレンジのラインはさらにちょっと高いところにあります。)

国債の発行額は、バブル崩壊後に急速に増えてゆきましたが、1998年度までは個人金融資産の純増額以下の金額でした。 しかし1999年度に逆転し、2003年度には、34.5兆円に対し、個人金融資産の純増額は5.4兆円と国債発行額の6分の一まで激減しています。 国公債の消化を支えてきた資金供給システムは、すでに全く機能していないのです。


郵政民営化法案が可決されたのも、この観点から見れば、この資金供給システムにおける郵便局の役割がすでに無くなったからこそ民営化されたのだ、という側面が見えてきます。

個人金融資産の純増資産が激減してしまったため、ここ数年は、国公債のほとんどはすでにある資産が国公債という資産に置き換わることによって消化されています。 

イメージ的に言えば、“1998年までに貯めた蓄えを切り崩しながら放蕩生活を続けているような状況”なのです。

グラフ3は、国公債の消化余力を分析するために、ほとんどの国公債の直接所有者である金融機関金融資産において国公債がどの程度の割合まで高まっているのかを示したグラフです。



青色の線は公的金融機関、緑色の線は民間金融機関において、それぞれの金融資産の内、現金・預金・貸出金を除いた金融資産に占める政府債券事業債の割合を示しています。

公的金融機関は、2003年度末で90.3%と、ほとんどが、国公債という資産になってしまっています。 すでに公的金融機関の資産の中で新たに発行される国公債券を消化できる資産はほとんど残っていないのです。

残る消化能力は民間金融機関の資産ですが、特に1997年以降、公的金融機関のあふれた水を吸収するがごとく公的債券の割合が高まっており、2003年度末でほぼ50%(47.3%)となっています。

仮に2003年度末の資産でさらに150兆円の国公債が消化されたとすると、その割合は、66%となります。 

全民間金融機関が、現金・預金・貸出金を除くの資産の2/3まで国公債を買い進めるとは到底思えません。

マクロ的な資産ストックの内容を分析すると国公債の消化余力は思いの他少ないことが分かります。 

今後、財投計画の残高縮小で多少の資金が国債消化に廻ったり、政府系金融機関の貸し出し金を絞り込んだり、外貨準備を減らすことで数十兆円規模の国債消化能力を創出することができるでしょう。 

しかしこれまで国公債の消化を支えていた個人資産の純増額が大きく回復しないかぎり、財投残高、政府系金融機関、外貨準備の縮小を加味しても国公債の消化余力はせいぜい200兆円から250兆円程度しかないと見るべきであると考えます。

つまり いくらプライマリー・バランスを達成しても金利負担によって借金が増えてゆく限り必ず財政は破綻する定めであり、毎年20兆円規模の赤字であってもそのタイム・リミットはせいぜい十数年しかないということです。


つづく。

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シンガポールの日本人資産コンサルタントが書いた内容ですが、海外から見た日本の財政について書いています。
皆さんはこの内容を見てどの様に考えますか?

私自身の考えもこの方に近いのですが、一つの考え方・意見として自分の将来を考えるヒントにしてみてください。


◆プライマリー・バランス達成後に破綻する?

5年後にプライマリー・バランスが達成するかどうかは、このまま景気拡大が続き、政府が想定している名目GDP3%の伸びが実現するかどうかにかかっています。もし中国も失速せず、拡大基調が長期間続いている世界経済に変化がなければ、あるいは想定どおり 2011年度にプライマリー・バランスは達成されることになるかもしれません。しかし10年という視点で分析すれば、財政が破綻する可能性は急速に増してゆくことになると判断せざるを得ません。

日本の財政が、破綻の可能性が無い状況まで改善させるためには、 3つの通過点を通らねばなりません。

1.「プライマリー・バランス(基礎的財政収支)の獲得」
   税収等の歳入一般歳出が賄われる状態。国公債の利払い分だけ借金は増える。

2.「国公債の利払いも含めた財政収支の均衡
   借金の金額は増えなくなる。ただし金利が上がればまた借金は増え始める。

3.「安全圏までの国公債残高の減額」
   景気要因、金利の変動を考慮しても借金が増えないところまでの借金の減額。

「安全圏までの国公債残高の減額」は、どこまでの金利を想定するかで、どれだけの債務削減が必要か大きく変わってきますが、政府債券のGDP比率を欧米諸国並みにすることを目標とした場合、400兆円もの借金を削減しなければならないことになります。

400兆円の債務削減は、金額が大きすぎてさすがに政策目標にはできないでしょう。

一方、「国公債の利払いも含めた財政収支の均衡」は、国公債の消化余力からしても10年程度でめどをつける必要がある指標であり、本来、今の時点で国際経済収益力を維持するための長期的な施策を実施していかないと間に合いません。 しかし「骨太方針2006」が、そのような視点での変革の絵を提示しなかったことで、すでに日本経済の10年後の失速は自明となりつつあります。


下記の図は、今後の日本の生産人口(15-64歳人口)の予測です。特殊合計出生率を中位と想定した場合のデータですが9年後の2015年の生産人口は、2005年より8.6%減り、2025年には15%も減ることは確実です。(中位推定の2005年の特殊合計出生率は、1.31ですが最近発表された実績値は1.25であり、実際の生産人口はさらに厳しい数字となる)。

人口が減る中でGDPを成長させるためにはそれ以上の生産性(=富を生み出す力)の向上が必要ですが、10年で20%を超える生産性の向上(人口減相殺分+税収確保の経済成長)は、経済を牽引する新しい産業の創出や、より生産性の高い産業へのシフトがドラステックに起こらなければ可能となるものではありません。 しかし日本は、金融やITなどのもっとも富を生み出している産業では全く世界で太刀打ちできておらず、「製造業」に頼る産業構造から脱皮できる兆候は見られません。そしてその頼みの製造業についても、日本の地位は揺らいでいます。


例えば、かつて日本の花形産業であった半導体は戦略的経営に長けている海外企業に完全に取って代わられました。 また、経済成長を引っ張ることができるような製品とは、携帯電話や携帯端末といった分野が代表的ですが、これらの分野ではハードにおいてもプログラムソフトにおいてもすでに日本の優位性はほとんどありません。

日本人は、「良い物は正統な評価を受け、適性な価格で取引されるものである」という意識が強いため「良いものを作り続ければよい」と単純に考えがちです。 しかし稼げる製品のライフサイクルが短くなっている中で、製造業も「マーケット戦略主導型」でないと大きく成長できなくなっているのですが、日本の企業には世界市場を相手に戦略的なマーケット戦略を立て、製品を高く売ってゆく人材が圧倒的に不足しているのです。


そして、製造そのものの優位性についても、数学や論理的な思考ができなくなっている現代の子供達の学力、ニート現象に現れている労働意欲の低下を考え合わせると、10年後にはほとんどの製品領域で他の諸国に肩を並べられていることでしょう。


たしかに様々な分野の先端技術の中には他国の追随を許さないものも多く存在しますが、それらの技術を国の経済を引っ張る力に結びつけてゆくためには、豊かな発想力を伴う商品開発力や世界市場を相手にした高度なマーケッテングといったサービス分野の産業を育てなければなりません。

そしてまさにこの分野が日本人・日本企業が苦手とするところなのです。

2011年度にプライマリー・バランスを達成することができても、すでに積み上がった借金である約1000兆円の金利分の赤字が増え続けることになります。


平均負担金利が現在とほとんど変わらない2%でも毎年20兆円、主要国の現在の国債金利並みである4%で計算すると実に毎年40兆円という気の遠くなるような赤字額になります。

骨太方針2006で、今後5年間、長期的な経済成長のための変革に手をつけないことが確実になったことで、日本経済が借金額を減らすところまでの長期的な成長は、望み薄です。

よって 景気が拡大基調である限り財政破綻が現実のものとなることはないでしょうが、景気の流れが変わり日本の産業構造や人口構造では金利負担に打ち勝つ経済成長は不可能であるとの認識が広がるとその時点で財政は一気に行き詰る可能性があります。


それは仮にプライマリー・バランスが達成されたとしても、その後いつでも起こり得ます。1000兆円という借金額はそれだけ巨額なのです。

(財政破綻リスクの分析は、経済レポート「国公債の消化能力からみる財政の行き詰まり」でより詳しく説明しております。 是非 ご一読ください。)


つづく。

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経済成長頼みの危うさ

さて、それではこれだけ甘い分析に基づいた、ちょっとした歳出抑制でどうして2011年度にプライマリー・バランスを達成するという絵が描けるのでしょうか。 それは税収の伸びを非常に大きく想定していることです。

骨太方針2006の前提となっている経済成長率の見込みは名目で3.0%となっており、一方、税収弾性率(経済成長が1%伸びた場合の税収の伸びを示す)を1.1%としています。 

結果として5年間の税収等の伸びを18.4兆円(伸び率19.7%)という巨額な想定をすることによってプライマリー・バランス達成の絵を描いているのです。

骨太方針2006を別な方向から眺めると、2006年度の14兆円の赤字を今後5年間の税収の伸びを18.4兆円と見ることで黒字化し、さらにあまった4.4兆円と、増税予定分の2.2-5.1兆円の、合計6.6-9.5兆円の予算配分を各省庁に割り振ったとも言えるのです。

この見方からすると、増税予定分は、増税をしなければプライマリー・バランスが達成できないから組み入れたのではなく、各省庁・地方がある程度の歳出拡大を可能にする原資とするために組み入れたと理解できます。

さて、ここで大きな問題は、政府の予測どおり5年間で18.4兆円もの税収が増えることになるのかどうかです。 

下記表は、2006年度の国税税収を100とした場合の過去の税収の指数です(2004年度から3年間の地方への移転税収額は補正済み)。




バブルの絶頂期である 1990年の税収が125です。そして骨太方針での2011年度歳入はこのレベルに近い120まで税収が増えるという想定なのです。

2001年からの税収の伸びは、企業のリストラ効果による法人税に伸びと、景気上昇による税収の伸びが重なったものです。そしてその背景には中国の急激な需要増による設備輸出などの要因が少なからず働いています。 

2008年の北京オリンピック後に景気が減速する可能性はないのでしょうか。

史上最長といわれる景気循環の波が今後5年間反転しないと言えるのでしょうか。 

3%の名目GDP、18.4兆円の税収等の伸びという前提はそのようなケースを想定してはいないのです。

税収というものは、過去のデータを見れば分かる通り景気の変動によって振れの激しいものです。 不確定要因である税収の伸びに財政再建のほとんどの原資を頼っている骨太方針2006は、楽観主義者の財政再建策なのです。

つづく。


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◆「骨太の方針2006」の欺瞞

10兆円を超える歳出削減額の方針で、これまでとは規模の異なる歳出削減が行われるという印象を与えていますが、骨太方針2006の実際の姿は、5年間で6.6兆円から9.5兆円の歳出拡大であることを理解できた人はどれだけいるでしょうか。

骨太方針の実像を正しく理解していただくために、少し詳しく説明しましょう。

まずプライマリー・バランスとはどういう数字かを説明します。

プライマリー・バランスとは、借金の金利負担を除いて収入と支出均衡している状態を指します。単純に考えると国と地方の税収と、国と地方の一般会計歳出が同額になることと言えそうなものですが、国の財政はそんなに単純ではありません。

 
政府の経済活動は、中央政府会計、地方政府会計だけではなく、特別会計・事業会計の一部も含まれてくるので、政府の財政事情をより正確に見るためには、中央政府・地方政府以外の収支も統合する必要があります。
その計算方式が 国民経済統計(SNA)という手法です。


政府が目指しているプライマリー・バランスとは、この国民経済統計上の財政収支均衡のことであり、2006年度でいえば、政府が想定(確定値はまだ出ていない)している14兆円の赤字をゼロにするということです。


次に「骨太方針2006」の内容を数字で見てみましょう。

SNAでの2006年度の歳出額が107.3兆円、これが自然体(現状から何も努力をしない)の場合2011年度に128.2兆円に増加する。 一方2011年度の歳入額(税収のみならずSNA計算で政府最終に計上されるすべての収入)は111.7兆円であり、プライマリー・バランスを達成するためには、その差である16.5兆円を歳出削減と増税で賄う必要があり、この16.5兆円のうち11.4兆円から14.3兆円については歳出額の削減により捻出するというのが骨太方針2006の要旨です。


しかしこのビジョンははっきり言って子供だましです。 

なぜなら11.4兆円から14.3兆円の削減とは、2011年度の架空の歳出規模からの削減額であり、現状の2006年度から見れば逆に5年間で6.6兆円から9.5兆円の歳出拡大だからです。

確かに社会保障の歳出については高齢化によって自動的に増えてしまう金額がありますが、その金額は年間0.8兆円、5年で4兆円であり、仮にその金額を差し引いて考えても2.6兆円から5.5兆円の歳出拡大の方針なのです。

もともと不足額16.5兆円を算出する基礎となっている2011年度の歳出規模の算出が作為的です。 

例えば、人件費については2006年度の30.1兆円から2011年度の35.0兆円への4.9兆円の自然増となっていますが、この計算は公務員数が変わらずに給与額が想定名目成長率と同じ年間3%で増えるという想定からきています。 

最終的な歳出削減額を大きく見せるためにかさ上げした、と言われても仕方のない数字ではないでしょうか。

また、沖縄基地再編の費用の約3兆円もここでは全く反映されていません。

6.6兆円から9.5兆円の歳出拡大になる骨太方針2006は、今後の歳出金額を多少抑えるといった程度の深さにしか切り込んでおらず、各省庁もすでに達成のめどをある程度つけていると思われます。その意味では、骨太方針2006は各省庁に今後5年間、今以上の努力はしなくてもよいとお墨付きを与えたようなものなのです。


つづく

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皆さんはこの内容を見てどの様に考えますか?

私自身の考えもこの方に近いのですが、一つの考え方・意見として自分の将来を考えるヒントにしてみてください。


◆はじめに
2006年 7月に、日本の財政を立て直すための今後5年間の財政運営方針である「経済財政運営の方針」(=骨太方針2006)が決定されました。

 2011年度に基礎的財政収支(=プライマリー・バランス)を均衡させるべく、2011年度の財源不足額16.5兆円のうち11.4兆円(69%)から14.3兆円(89%)を歳出削減で捻出し、残りの2.2 - 5.1兆円を消費税などの増税で賄うという内容となっています。

財源不足の7 - 9割を財政削減努力によって減らすという方針に、これでやっと日本の財政も在るべき方向に動き出したと見ている方も多いと思いますが、私は逆に日本の歳出構造の抜本的な変革の可能性がなくなったことで10年後の日本の衰退がこれで決まったように見ています。

「骨太の方針2006」の決定を伝えるメディアは、“あとはいかにこの方針を実行に移すかが問題”という観点の論調ばかりでした。 しかし財政の将来を見据えたならば、今後日本が急速に人口減少してゆくなかでどうすれば経済を縮小させずに済むのかという観点から長期的な視野での抜本的な歳出のリ・アロケーションが必要であったのに、現在の財政枠組みの中での小手先の削減案となっている!と指摘して然るべきでした。 

日本のメディアの力も地に落ちたものだと感じざるを得ませんでした。

「骨太の方針2006」は今後5年間の各省庁の予算配分を実質的に制約することになります。

逆に言えば各省庁は指針どおりに予算を削れば文句を言われないということを意味します。

財政破綻を回避するためにもっとも重要なポイントは長期的に経済成長を維持することですが、今からの5年間は削減額目標を達成することが主眼になり、各省庁が既得権と結びついている予算額をさらに削ることで長期的な経済成長のための予算額を大きく伸ばす行動にでることはないでしょう。

また組織を根本から変革し効率的な政府機構を作る動きもまず期待できません。

将来の厳しい経済環境を憂慮し、その対策として今こそ打っておくべき施策を棚上げしてしまったことは、将来に大きな禍根を残すことになると思います。

9月に安倍内閣が誕生しましたが、財政再建策については小泉内閣の路線をそのまま踏襲する方針であり、この骨太方針2006よりさらに踏み込んだ抜本対策が講じられる可能性は、ほぼないでしょう。

財政危機は硬直的な日本の政治・社会機構を変革するための最後のチャンスであったと思うのですが、骨太の方針で財政が健全化するという幻想を国民に植え付けてしまったことで、政治家はそのチャンスの芽を自ら潰してしまったのです。


つづく

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久しぶりにブログを書きます。


最近、久しぶりにすごい税理士の先生とお会いしましたので、その方のお話を書きます。


私は仕事柄、税理士・会計士の先生とお会いする機会が多いのですが、今までに数百人の先生とお会いしている中で、「この先生は凄い出来る」と思った先生は実は5人しかいません。

残念ながら、その他の先生は本に書いてあることを難しく言っていたり、何かコミュニケーション能力が欠落していたり(知識だけあれば良いと思ってたら大間違いです! 人間性も大事です。)、酷い先生だと本当に税理士なの?、(そんな事も知らないの・・・?、周りが知らないと思って適当なこと言ってない?)見たいナ先生が多かったのです。(本当の話)



この内の一人が最近お会いしたP先生です。(外国人です)

どの様に凄いかと言うと・・・。

この先生の事務所は、顧問先の数40件、従業員40人。


要するにクライアント1人に対し、スタッフが1人付いているということです。
こうなると、事務所を維持するのに相当な顧問料をもらわないと合わないというのがわかると思いますが、それが払える顧問先としか仕事をしない訳です。 言い返すと相当凄い顧客満足度の仕事をしないとお客さんはついて来ないとも言えるのではないでしょうか?

やはり顧問先の企業には毎年数十億単位の節税をされているみたいです。  私の知っている優良企業・やり手の先生は全て、節税きちんとやってます。 (ダメな税理士ほど節税しないで、無駄な税金を払う訳です!)


脱税は悪ですが、節税は税理士の腕の見せ所、合法的な範囲で無駄な税金は節約するが基本です。(私はコネがあるとか言ってる嘘つき税理士には気をつけましょう!。  普通、コネで税金安くなる訳ないでしょ!)


私は、コネが効く時は特殊な場合以外は聞いた事ないです。


ちなみにこの先生の昨年の所得税の納税額は2億円超であり、長者番付にも名前が出ている税理士の中ではトップクラスであるのは間違いありません。

もっと凄いのが、この先生はお客様の為により役立ちたいとの理由で、税理士資格を返上して、海外に移住するそうです。:[]:[]:[]

海外で究極の相続対策を自分で実践したいと思い、その為には日本の永住権を捨て・税理士資格を捨てると言うのだから、この覚悟と行動力はすさまじいものがある。8-|8-|

これぞプロと言うしかないと思うのは私だけですか?

この記事を読んで何を感じるか人それぞれでわかりませんが・・・。
皆さんはどう思われますか?


私はこの先生は凄いと思いますし、この様なプロ意識の高く、実践経験を自らが積んで行かれる先生に顧問をしていただけると頼もしいなと思いました。:hahaha::hahaha:   


えっ、:?:「残されたクライアントはどうなるの?」という質問ですか?

この先生は海外に行かれましたが、この先生の事務所は後継者の先生(弟子?)がたが、遺志を受け継いで日本で活躍されています。

ちなみに顧問先は1件も離れず、先生を応援してくれているみたいです!:-D:-D:-D


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