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2006-12 の記事一覧
年末になり「2007年はこうなる!」という記事をちらほらと見かけるようになった。

12/27の日経夕刊1面にも「世界、来年4%越す成長。日米欧の金融機関予測」という見出しの記事があった。読んでみると各金融機関が立てた、来年の経済成長率見通しが書かれている。ただこの記事、書かれているのは日米欧金融機関各社の「予測」だけで、その予測の根拠となったデータに関しては紹介されていないのが残念。

A社なりアナリストB氏なりがある予測、仮説を立てるまでには、色々なデータを読み込んだ過程があるはず。投資家として色々な発見をするのは、誰か他の人が立てた予測や仮説を読んだ時よりも、むしろ根拠となった生のデータに触れたときだと思う。

これから「2007年はこうなる」という記事を色々なところで目にすることがあるだろう。誰がどんな予測をしているかの部分はスルーしてもよいので、その根拠となったデータの部分がもしあればそれをよく眺めたい。意外と面白い発見があったりするかもしれない。仮説や予測は、データに基づき読者一人一人、投資家一人一人が立てればいいのだ。

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ブログを開いたはいいが書くネタを見つけられないので自分がやっている投機の成績でも。。。あまり役には立たないと思うので気楽に読み流してください。


11月に純金積立を始めたのと同時に金の先物の勉強を始め、12月から小額の資金で実験売買を開始した。その結果は以下の通り。

<ここまでの実験結果>

12/ 6 買 2,390,000
12/ 7 買 2,352,000
12/12 売 2,388,000×2

12/18 買 2,363,000
12/20 売 2,384,000

※上記以外の日には売り買いはしていません。
※私の使っている会社の場合1ポジションは証拠金9万円で持つことが可能です。

手数料を引いて合計約5.3万円のプラス。儲け額はお小遣い程度だが30万円の資金で開始したので率だと約16%の増加になる。実験段階としてはまぁまぁか。

普段あまり目にしないストキャスティクスというテクニカル指標を売り買いの判断材料にしており、最初は使い方に戸惑ったのがそれもだいぶ慣れてきた。明日以降はもう少し額を増やして実験を続けたい。

現在の悩みは買って下がったときの対処の仕方に自信がないこと。12/6に2,390,000で購入するも翌日大きく値が下がってしまった。2,352,000でナンピン買いをして最終的には結果オーライだったのだが一時含み損が5万円を超えた。この買い方が正しかったのか、途中で損切りすべきだったのかはわからない。株のトレードではナンピン買いして地獄を見たことも何度もあったし、ここは今後の研究材料

もう一つの悩みとしてはFPとしてこの「投機」をどう考えればいいのかということ。レバレッジを効かせる以上利益が出たら大きいが、反対に損をしたら損失も大きくなってしまうのも事実。私自身はリスクを背負うのは大好きなので問題はないが、これをFPとして人に薦められるかとなると、それとこれとは別問題。「金先物への投機は資産運用の一手段になり得るか」これも今後の研究材料

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岩井克人さんの『資本主義から市民主義へ』を読んでいる。とても知的刺激にあふれた内容で勉強になる。

全部を理解できている訳ではないが第1章「貨幣論」、第2章「資本主義論」を読んだ中で「基軸通貨ドル」について書かれた箇所があり、資産運用のヒントになるのではないかと思うのでまとめてみた。


まずそもそも貨幣とは何かについては「貨幣貨幣だから貨幣である」。貨幣はみんなが貨幣として認めているから貨幣なのでありその他の支えをもたない、ということである。

なぜドルが基軸通貨なのか、ということも同じように考えることができる。「基軸通貨は基軸通貨だから基軸通貨である」(ドルが基軸通貨なのは他の国がドルを基軸通貨として使っているからに過ぎない、ということ。)具体的な例として一部を引用する。『日本人が韓国人からモノを買うとき、韓国人がドルでの支払いを要求するからドルで支払う。だが韓国人がドルを欲しがるのはブラジルからモノを買うときにドルで支払うからであり、そのブラジル人がドルを要求するのは、チリとの貿易でドルが必要だからなのです。(p.82)』

このようにドルが基軸通貨であるということには確固たる基盤があるわけではなく実は脆弱なものなのだという。だから、いったん世界中の人がドルの基軸通貨性に疑問を持ち始めると、手持ちのドルを処分しようとしドルが国内通貨であるアメリカのモノを買おうとする。するとアメリカでインフレが起こりドルの価値は暴落しドルの基軸通貨としての信任をさらに下げてしまう(p.38)という悪循環になってしまう恐れがある。

普段は当たり前すぎてあまり意識はしてないけれども「ドルが基軸通貨」であることは、実はそれほど当たり前のことではないということ、20年、30年経ったときドルが基軸通貨でない可能性は大いにありうるということを認識させられた。だとすれば20年、30年という長期のスパンで投資を考える際には「ドルが基軸通貨であるということを前提にした投資」だけでは心もとないと言える。

投資をする際には分散投資だとよく言われる。しかし分散投資をしているとしてもドルが基軸通貨の座を失った時にリスクの軽減ができるだけの分散ができているだろうか。一度考えられてもいいかもしれない。

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